皆さんは花火が好きですか?
夏の風物詩として、日本各地で楽しまれている花火。
特に日本の花火は美しいということで海外からも人気が高いそうです。
てっきり花火はお祭り気分を盛り上げる賑やかし的存在だと思っていましたが、
どうやら、そうではないようです。
花火の起源については諸説あるので割愛しますが、
日本では鎮魂として行われていたようで、それはお盆のご先祖様を弔う気持ちをはじめ、
疫病・戦などで命を落とした人々に向けて行われることもあったようです。
花火大会の開催がなんとなく夏に多いのは、お盆からの定着だと言われています。
観賞用として楽しまれたのは徳川家康の時代以降だというコメントが多くみられます。
「たまや~」という掛け声もこの頃からで、
江戸の二大花火師の一人の名前からという説もあります。
仕事でちょっとした事故を起こしてしまい江戸を去ることになった花火師を思い、
応援する気持ちを届けようと言うようになったらしいです。
エールを贈る意気な掛け声は今も昔も変わりませんね。
余談ではありますが、
いつから始まったのかわかりませんが理系集団は花火の色に合わせて、
色をだしている素材の元素を叫ぶらしいです。
(もちろん全員ではないと信じていますが)
今年の夏は家で線香花火でもして、
様々な方の苦しみ悲しみが救われるのを祈ろうと思います。
みなさんが安心して暮らせる日が、早く戻ってくるといいですね。